これまで外食のたびにだいたい食事の写真を撮っていました(お店の雰囲気に合わせて)が、考えが変わって撮るのをやめました。
そんなわけで外食をしても写真を撮らないのでインスタの更新が滞っています😇
ブログを書いているし、出来るだけオリジナルの素材を持っていたほうがいいかも、せっかく来たから記念に、と思って写真を撮っていましたが、やめてみたらそれはそれで快適。
なんとなく、撮ろうかな、どうしようかな、とそわそわしていた心がなくなりました。
この記事ではレストランで食べ物の写真を撮ることについて考えたことを書いていきます。
他人がレストランで写真を撮ることについてとやかく言うつもりはないので、私はこう思う、というスタンスです。
行動の基準に「エレガントかどうか?」を考えるようになった
最近ある本を読んで、エレガントな人になりたいなと思いました。
その本というのはこちら↓
6年前ぐらいに買って一読した後はずっと本棚にしまってあったのですが、読み返してみると「勉強になるなぁ」「生活に取り入れたいなぁ」と思うことがとてもたくさんありました。
その中のひとつが、「ゆっくり、エレガントに振る舞う」
せかせかしがちだったので、この「エレガント」というフレーズはとても印象的でした。
「エレガント」というひとつの基準ができると、飲食店で写真を撮る行為は「なんとなく、エレガントじゃないかも」と思いました。
写真を撮ることがどうエレガントでないのか説明するのが難しいのですが、写真を撮る自分と撮らない自分がいたら、撮らない自分の方がエレガントだと直感的に感じたのですね。
出された料理をすぐに頂く。一緒にいる相手を待たせない。ケータイのカメラが普及する前は当たり前だったその行為は、スマートで大人っぽく思えました。
写真を撮らないことでその時間を存分に味わう
写真を撮らなくなると、その時間を存分に味わっているなぁと言う気持ちになれました。
やはりどうしても、「カシャッ」という音はお店の空気感にそぐわない場合もあるし、写真を撮ることに夢中になっている時間は目の前の人より画面の中に気持ちが持っていかれてしまう。
現に、夫からは「写真撮るのやめなよ」「早く食べたい」とよく言われていました。
お店の人や同席した人から、直接言われなくても不快に思われていることもあったと思います。
いろんなことが手軽に、「ながら」でできる現代だからこそ、レストランという非日常の空間は特別で、できれば「ながら」で過ごしたくない。
この今しかできないことを目一杯味わおうと思ったら、シンプルに満足度が上がりました。
料理の写真が見たかったら、お店のインスタや公式HPを見ればOK
自分が撮らなくても、料理の写真ってネット上にいっぱいありますよね。
最近はほとんどのお店がインスタをやっているし、公式HPや食べログにも写真はあります。
これだけ写真はいっぱいあるから、別に自分が撮らなくてもいっか!というね。
グルメ雑誌もグルメブログも山ほどある。
私が発信しなくても特に問題はないので、仕事として取材している人におまかせしようという気持ちです。
買ってきて部屋に持ち込んだものや自分で作った料理は自由に撮ればいいし、結婚式とか「写真を撮って!」という雰囲気のときには写真におさめることも楽しめばいいと思います。
まぁとりあえず、エレガントに生きたいのでレストランで食べ物の写真を撮ることはやめたのです。