日本に一時帰国する際に、コロナテストを出国日の前日に受けなければならなかったのでフランクフルトに前泊をした。フランクフルトというと、アルプスの少女ハイジで、ハイジがアルプスの麓のデルフリ村から大都会フランクフルトに出てきた際に「ここには何もないわ!」と言っていた街。いつか行ってみたいなと思っていた。
ICE(日本でいう新幹線)に乗っていたらDB(ドイツ鉄道)のロゴ入りのチョコレートがもらえた。とっても甘い。
フランクフルト中央駅に着いた!ブレブレの写真しかない笑
フランクフルトの繁華街。お昼だけどクリスマスマーケットも少しやってた。奥に見える建物はデパート。
コロナ関連のデモを見かけた。かなりの人と警察がいて物々しい雰囲気。
ゲーテハウス&ミュージアム!しかしワクチンを打ってないので入れなかった😅
ジェンガを抜いてる途中みたいな高層ビル。建設中の銀色キラキラビルが、そこかしこに。この至近距離での建設は、地震がほぼないドイツだからできるんだろうな〜と思う。
オフィスビルばかりと思いきや、公園があったり緑も豊富。この絶妙なバランスがフランクフルトなんだなぁ。
かの有名なユーロマーク!思ったより大きくて驚く。
大通りはヨーロッパらしい建物が並んでいました。奥には高層ビルが見えてこれもなかなかドイツでは珍しい光景。
丸い形が面白そう…という理由だけで宿泊したラディソン・ブル。のちに「血のラディソン・ブル事件」と名づけられるほど夫と初めてぐらいの大喧嘩になった思い出の場所(私の不満が噴出しただけかもしれないけど)。でもこれをきっかけにわだかまりが解消したというか、より関係が深まった。
エントランス・ロビー、お洒落!!
ホテルの朝食。ドイツのごはんってこんな感じ。オムレツはシェフの方が目の前で焼いてくれました。
時代が違うので、ハイジが見たフランクフルトとは全然違うんだろうなと思う。でもハイジが生きていた頃も都会だったことには変わりないはず。一般的にはよく田舎に行くと「何もない」と言われたりするけど、ハイジにとっては豊かな山々がある場所には「なんでもあって」都会の風景が「何もない」だった。そこに衝撃を受けたし、風景は人によって見え方がこんなに違うだなと思った。
私にはフランクフルトは「なんでもある」街に見えた。都会的な高層ビル、豊かな緑、ヨーロッパらしいクラシカルな建物…ただこれは、現代の価値観に染まった私の視点であり、それだけがすべてではないことも心に留めておきたいと思った。