ドイツといえば、環境先進国。というイメージがあるのではないでしょうか。
ドイツに1年半ほど住んでみて、確かに環境に配慮されていることが多いな〜と日々思います。
この記事ではドイツのエコ事情についてまとめてみます。
プラスチックが少ない、簡易包装…この辺りは想像つきますよね
日本と比べるとプラスチックの包装が少なく、簡易的です。
例えばパン屋で買い物をした時は、紙袋にそのままパンを入れて終わり。
日本だと個別にパンをビニール袋に入れて、更にビニール袋の手提げに入れてもらったりしますよね。
スーパーやドラッグストアでは基本的にエコバッグ持参。
冷凍食品を買うと、紙箱にそのまま直で野菜や魚が入っていることも多く、「これって日本だったらビニール袋に入ってるものだよなぁ」と思ったりします。
それから、環境に配慮したオーガニックコスメブランドも多いです。
日本でも有名なヴェレダ(WELEDA)やラヴェーラ(lavera)など…普通にドラッグストアに売ってます!
…この辺りは、ドイツをよく知らなくても大体想像がつくのではないでしょうか?
リサイクルボックスが街中にあって便利
ドイツに来て驚いたのは、洋服や靴のリサイクルボックスが街中にあること。
一番右が、洋服と靴のリサイクルボックス。
入れたいときに入れられるので、気軽に利用できてとても楽です♫
白と茶と緑のボックスは、瓶専用。瓶の色別にこちらのボックスに入れます。
ビール瓶やペットボトルはスーパーマーケットで回収してもらいます。
こちらは購入する時にデポジットがかかっているので、必ず持っていく習慣ができる笑
ペットボトル1本で0.25ユーロ(約35円)のデポジット。
ちりつもでかなりの額になりますよ〜!
あと、駅前広場には自由に持ち出し可の本棚が設置してあります。
手放したい本はこちらの本棚に入れてOK、本棚の中に欲しい本があったら持っていってOK🙆♀️
素晴らしく無駄がない取り組み…✨
アパートは家具家電備え付け。これはものすごくエコだと思う
私がドイツで一番「エコだなぁ」と思ったのは、アパートの家具家電が備え付けなところ!!
絵画や食器なども一式揃っていてアパートメントホテルのような感じ。
家具家電付きではないアパートもありますが、付いていることの方が多いようです。
日本だとアパート退去時にまっさらな状態に戻さなくてはならない場合がほとんどだと思うのですが、これは本当に大変だし捨てるものが多くなりますよね。
私は今回のドイツ渡航にあたって、家具や家電をほとんど手放しました(家電はちょうど耐用年数ぐらいだったので寿命か…)
アパートを借りっぱなしにするわけにもいかないし…となると、置いておける場所がないんですよね。
プラスチック製品を減らすなどの小さな取り組みもエコですが、家具家電を長く使って大きな捨てるものを増やさないのもサステナブルでエコな社会だと思いました。