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【2018年10月にnoteに投稿した記事です】
シャネルの生き様や言葉が載っている本を読んだら、ファッションと思想の結びつきについて考えたくなった。
ファッションと思想は、自分が想像していたよりずっと深く関係があるのかもしれない。
シャネルの言葉を知ると、その世界観に魅了され、私はシャネルのコスメやグッズにより強い興味を持った。(現時点でそんなに持っているわけではないのですが。)
シャネルは自分に正直で、独自の美意識があり、自立している女性だった。
私は昔からそういう女性に憧れる傾向があるように思う。
そのブランドのものを持ちたい、というのはその思想を身に纏いたいということも含まれている。
この思想とともに生きていれば自分がより理想の形に近づける、強くなれる、楽しく生きられる、と思うと人はその姿を真似したくなるものだ。
インフルエンサーがプロデュースした服やバッグが売れるのは、商品のデザインや機能に魅力を感じるというのもあるけれど、それ以上にそのインフルエンサーの思想が好きで真似したいという心理から購買に至る、ということなのだと思う。
今までは、ただデザインが好きだからそのブランドのものを選んでいると考えていたけれど、デザインが好きということはその奥にある思想にも魅力を感じているということなのかもしれない。無意識に。
そして、自分に似合わないと感じる、デザインが好きになれないということは、おそらくその奥にある思想に自分と合わないものを直感的に感じているからなのだろう。
私はいわゆる赤文字系のキラキラ女子的なスタイルは自分に似合わないと思っていて、可愛いとは思うんだけれど自分が着るには違和感があった。
それは無意識的に、キラキラ女子的な思想が自分には合っていないと感じていたからなのかな、とふと思った。
自分のファッションブランドを作って、それが後世も人気であり続ける、というのは思想、世界観の構築という意味でも最高峰なのだと思う。
これからはデザインだけでなくブランドの思想についても気にして見てみたいな。