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美白を極めようとするとビタミンD欠乏になりやすい

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【2020年7月にnoteに投稿した記事です】

「紫外線は曇りの日も雨の日も降り注いでいるから、日焼け止めは必ず毎日塗ること」

「肌の老化の80%は紫外線の光老化によるもの」

美容系の情報を見ていると、本当によく「紫外線=肌に良くない」というメッセージを見かけます。白くありたい、シミを作りたくない。そんな思いから日焼け止めを塗りまくる。顔も首も腕も足も…と全身に日焼け止めを塗っていたら、太陽の光からビタミンDが作れなくなってしまう…ということに最近気づいた私です。(ビタミンDの摂取方法は日光浴または食べ物から)

今年は梅雨が異常に強いものだから、太陽光を浴びられる日は貴重なのに、そんな日にも日焼け止めで全身ガードして太陽光を跳ね返しまくっていました。あぁもったいない。ビタミンDの重要性に気づいたこれからは、Tシャツ型に日焼けの線がついてもいいから普段は体に日焼け止めは塗らないでおこうと改心しました。顔だけ白くっても気にしないよ。

ビタミンDはカルシウムの吸収率を高め、骨を丈夫にする栄養素、というのが一般的な認識ですが、近年の研究から免疫力を上げたりがんやアレルギー、そして心の状態までも改善する働きがあることがわかっています。コロナ予防に効果的、という記事も見かけました。梅雨のだるさや憂鬱は低気圧や湿度だけが原因なのではなく、「ビタミンD欠乏」による人も結構いるんじゃないかなと思っています。

ビタミンっていうぐらいだから、野菜とかきのことか食べてれば摂取できてるよね、とこれまでビタミンDのことを特に気にかけたことはありませんでした。でもですよ、ビタミンDは、限られた食品にしか多く含まれていません。具体的には、魚と、キクラゲ、舞茸、天日干しした椎茸、ぐらい。

これがもう本当に衝撃でした。かなり気を使って、健康的な食事をしていると思っていたのに、食事からはビタミンDがほとんどとれていなかったなんて…

うちは肉を食べることが多いので、魚は週に1、2回程度しか食べません。きのこはほぼ毎日食べるけれど、椎茸やしめじやマッシュルームがほとんど。それに日焼けは鉄壁ガード、、となるとビタミンDへの道は閉ざされてしまいます。こんなところに落とし穴があったなんて、とショックすぎて、4連休はビタミンDのことばかり調べていました。

ビタミンDが必要なのね、では1日にどれくらい?と思って調べるとここにも落とし穴がありました。

それは日本の厚生労働省が定めた数値では、他国の基準や専門家が推奨する数値と比べると少なすぎるということ。

18歳〜49歳の成人の場合1日の食事からのビタミンD目安摂取量は、
日本 5.5μg、中国 10μg、アメリカ 15μg。

耐用上限量は、
日本 100μg、中国 50μg、アメリカ 100μg。

数値にかなりばらつきがあります。世界的にビタミンDは話題になっていて研究が進んでいるようですが、まだまだ研究途中で、はっきりとした目安が決まっていないのが現状です。

でも日本のビタミンD研究第一人者の斎藤糧三先生によると、1日100μgの皮下での合成と食べ物からの摂取を推奨するとのこと。

詳しくはこちらの本に書いてあります↓

日光から生成されるビタミンDは天候や紫外線を浴びている表面積にもよりますが、7月のつくばの場合20分の日光浴で66.6μgが生成されます。それにビタミンD含有量の多い魚を食べれば1日100μgほどになる、というわけです(日光浴の場合、長時間紫外線を浴びても過剰にビタミンDが生成されないよう体が調節してくれます) 食べ物だけでビタミンDを摂取しようとすると、昼と夜は毎食魚を食べる勢いなので現実的ではありません。

日本で売っているビタミンDサプリは25μgのものがほとんどで、梅雨の時期に魚を食べない人の場合はかなり足りないという…私はビタミンDサプリを始めた最初の頃は毎日25μg摂取していて、飲まないよりは多少体が軽いかも、と思ったけれど劇的な変化は感じませんでした。

しかし、アメリカ製の125μgのものを2日間だけ飲んでみたら…これはてきめんに効果を実感しました。国が定めた耐用上限量超えちゃってて大丈夫かな、と思ったけれど250μgのものもAmazonで売っているから、毎日毎日飲まなければ一粒で具合が悪くなることはないはず、と考えました。

125μgのものを飲んで感じた変化は、

・胃腸の調子が良くなった。食べ物が一層美味しく感じられるし、腸が動く。

・外が雨でも、鬱々、どよーんとした気分が改善。気持ちがソワソワしづらくなり、落ち着いている。

・首が痛くなりそう、腰が痛くなりそう、と日々ちょっとずつ不安だった全身の凝りが改善。骨が強くなり、筋肉がしなやかになったような。

といった感じで、これはビタミンD投与のおかげだなという実感。大事なことに気づけてすごく嬉しい。

これまで日焼けをしないために、熱中症にならないためになるべく日に当たらない生活をしてきたけど、それを今年から改めます。晴れている日は必ずちょっとでも日光に当たるし、魚を食べる回数を増やします!

農作物だって、たいていのものは日光がなければ元気に育たないですよね。人間も、同じ生き物だから太陽の恵みが必要だった。とても自然で当たり前のこと。でも肌が白いことが良しとされている今の日本社会でそれに気づくには、なかなかに時間がかかってしまった。

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