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【2021年頃に書いて、下書きに保存してあった記事です】
ずっと住んでいるので東京・多摩地区にはかなり詳しいと自負していたけれど、私は八王子については全く魅力を理解していなかったんだということに気づいて反省した。今更八王子の奥深さを知ったというのは、遅すぎた。
ドイツへの引っ越し前、渡航が諸事情で延期になってしまって、アパートをすでに解約してしまっていた私たちは1ヶ月ほどマンスリーマンションに住むことになった。そのマンスリーマンションは、みずき通り付近で八王子の中心地と言っていいほど良い立地にあって、周りには名店の風情のある、素敵な飲食店が並んでいた。調理道具一式はすでに送ってしまっていたので、1ヶ月間毎日テイクアウトか外食という日々を送ることになった。
八王子というと、どんなイメージをお持ちだろうか。私はセレオを始めとする駅ビルやユーロードなどの大通りぐらいしか行ったことがなかったので、生活に必要なチェーン店はかなり揃っていて便利そうだなという印象だった。
しかし、いざ住民として八王子に住んでみると、「これまで、なぜ気づかなかったの？」と思うほど面白い店、美味しい店の宝庫。まず、江戸時代や明治時代から続く専門店の多さが印象的だった。梅干し、鰹節、お米、お茶、野球道具に文房具、手芸用品…フラッとは入りづらそうな専門店がぽつぽつと現代の街並みに馴染みながらも異彩を放っている。魚屋や肉屋などもあり、チェーンのスーパーやショッピングモールに慣れている私にとっては多摩地区にこのような下町風情のある場所があるということが衝撃だった。
以下は八王子で美味しかったものの紹介です！
すき焼き定食
本格的なスパイスカレー
ラザニアのセット
オーガニックカフェのランチボックス
ガレット
魚屋さんのお寿司
マグロ&サラダ
居酒屋の牡蠣
煮込みハンバーグ
ドイツに渡った後はこういった日本のグルメはとても貴重なものになったので渡航前に堪能できてよかった。どれも本当に美味しかった！
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