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新宿散歩記。懐かしの新宿、2025年現在の姿。欲望渦巻く大都市を晴れた日に歩く

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久しぶりに新宿に行ってみました。私は大学時代ほぼ毎日新宿を通っていたので、ターミナル駅の中だと一番馴染みのある駅です。歩けば思い出にあたる懐かしい街。

改めて新宿は面白い街だなぁと思いました。出口やエリアによって全然表情が違って、歩いていて飽きることがない。ここまで振れ幅のある街というのは、東京であってもなかなか珍しいんじゃないかな。

私の新宿の記憶が色濃い15年ほど前とは変わったこともたくさんあって、街の新陳代謝を目の当たりにしました。いる人の雰囲気も変わっているところと変わらないところがあって、、こんなに外国人は多くなかったはず。

寒い日が続いている中、この日だけスポットで暖かい日曜日でした。「新宿が庭」な人たちも、はるばるやってきた観光客も。多くの人でひしめき合う東京の大都市散歩の記録です。

新宿駅東口周辺 老舗天ぷら屋から歌舞伎町方面へ

最初に行ったのは東口方面。ルミネエストでナルミヤインターナショナルのイベントをしていて、懐かし!となる。エンジェルブルーとか、メゾピアノとか。同世代の子が親のタイミングだから、今また流行ってるんだね。

新宿に行く一番の目的は老舗天ぷら屋でした。春野菜が出始める季節になると天ぷらが無性に食べたくなる。ほのかな苦味のある春野菜と天ぷらの相性は抜群!(写真撮影NGだったので写真はありません)

30分ほど並んで入ったのですが、外国人が半分以上という感じでした。店内ではどこからともなくフランス語もドイツ語も聞こえてきて、日本だけど、日本じゃないみたい。

天ぷら屋を出て、雑居ビルと飲食店が立ち並ぶ道を歩くと、目の前には新宿伊勢丹。そこから駅の方まで歩いて行くと、雑居ビルの看板のギラギラとした原色に圧倒されつつ、歌舞伎町方面にたどり着きます。

新宿伊勢丹と歌舞伎町、お客さんの層がまるで違うのだけど、共通してるのは欲望が渦巻いてるってことかな。違う方向にギラついてる。新宿は人間の欲望がダイレクトに伝わってくる街だと思う。歌舞伎町の方も、やっぱり外国人観光客が多くものすごい人でした。歌舞伎町を背景にTikTokを撮ってる人もいた。以前はスマホがない時代だったんだよなぁ!

ニュースでたびたび目にするトー横の方まで行ってみたけれど、不穏な空気を感じたので、あまり奥の方までは立ち入れず引き返すことに。休日の昼間は歩けないほど危険というわけではないですが、まぁそれでも一触即発の可能性が限りなく高い場所ではあるし、居心地のいい空間ではなかった。学生の時に、夜に歌舞伎町のかなり進んだところを歩いたことがあるのですが、ここに1人で置いてかれたら、生きて帰れないかもと思うほど肝が冷えたのを今でも覚えています。

どこ歩いても「あれ、ここはこんな店じゃなかったよな?」と感じる瞬間が多く、私の中の15年ほど前の記憶が塗り替えられていきました。アルタの横の果物屋さんももうなかった。高野フルーツパーラーは歩いていて、よく見かけた。

新宿駅西口周辺 大規模工事中で、以前とはまるで違う姿に

東口から西口へ駅構内を通って行きました。西口への通路といえば、あの薄暗いトンネルのような場所があるけど、あの辺りは今どうなってるんだろう。

西口は、大規模工事がされていて、もうまるで別世界でした。まず、ミロードへつながるモザイク通りが封鎖されてるし、どこを見渡しても、工事の途中という感じ。モザイク通りの雑貨屋さんとか行くの好きだったな。高校生の時にモザイク通りのお店を見つつ、ミロードに行くのがほんとに楽しかった。しかしあのミロードもじきに閉館するらしい。

京王百貨店に行ってみると、たまたま体操選手の内村耕平さんがトークショーをやっていて、通路を通るときにご本人を間近で見ることができた。やっぱり都会だとこういうイベントがあるんだね。

京王百貨店は、落ち着いている雰囲気でほっとする。キッチン用品の買い物をして、西口を後にする。

新宿駅南口周辺 サザンテラスからNEWoManへ

次は、京王線の構内を通って、南口の方へ。京王百貨店のお菓子売り場はいつも行列ができている。南口のサザンテラスの方まで来ると綺麗で落ち着いていて歩きやすい。

サザンテラスといえば、あの一世を風靡したクリスピークリームがなくなっていたことに驚く。並んでいる間に、出来立てのドーナツをくれて、それがすごくおいしかった記憶です。ちなみに、クリスピークリームは歌舞伎町のTOHOシネマズのビルにはあった。

サザンテラスにはシェイクシャックが新しくできていて、丸の内の国際フォーラムの店舗と似た感じの立地だなぁと思った。

高島屋の紀伊国屋書店まで行ってみようとしたけれど、フロアマップを見るとニトリが大部分になっていて、紀伊国屋書店は大幅に縮小しているようだった。洋書コーナーはあるみたいだったけど。新宿の本屋、減ってるなぁ。東口の方のユニクロは、前はジュンク堂書店だった。

次は、NEWoManへ。ここはなんかいつもアロマセラピーの精油のような良い香りがする。ブルーボトルコーヒーに行ってみたいなと思って寄ってみましたが、すごく並んでいたので諦めて帰ることにしました。

懐かしさと新しさ。日本らしさと外国っぽさ。雑多な雰囲気と綺麗な雰囲気。様々なものを内包した、世界でも稀に見る個性的な街。やっぱり新宿は面白い。

普段、多摩地区の平和空間にばかり居ると、都心の危険な雰囲気やギラつきに当てられてしまいそうになる。こんなところに毎日のように行ってたんだもんなぁ。たまにはこういう刺激も良いな、これからはもうちょっと頻繁に行ってみたいなと思いました。

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