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【2018年10月にnoteに投稿した記事です】
昨日は本屋に行った。
30分ぐらいウロウロと棚を眺めていたら、目新しい本ばかりで最近ほんとに本屋に来れていなかったなと思う。
買いたい本がなかなか決まらなくて一度は店を出たんだけど、やっぱり今日は買って帰りたいと思ってまた店に戻った。
2度目に来店した時は、新刊の棚に刺さっていた一冊がパッと目に飛び込んできて、すぐに買うことを決めた。
粘ってみてよかった。
目立つところに本が並んでいなくても、本能的にその本を求めているのか、背表紙が光っているように見えることがある。
その一冊に出会えたことがたまらなく嬉しいから、本屋に行くのはやっぱりやめられないなと思う。
本屋に行くと自分の願望や課題が見える。
心の奥底に眠っていて、見て見ぬ振りをしていたような小さなものでも。
無数の本棚を眺める時間は静かに自分と対話する時間だ。
表情や声には表れないけれど、その時間は心の小さなつっかえをぽきぽきと取ってくれる。