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【2019年7月にnoteに投稿した記事です】
30歳で英会話の勉強を初めて、なぜ今の今まで英語を話すための勉強をしてこなかったんだろうという疑問が尽きなかった。
だって、英語といえば大学受験の時は一番の得意教科だった。一番自分が伸ばせそうな教科なのに、大学時代は得意だから伸ばそう、と思えなかったってことだよなぁ。外国人留学生が多い大学だったし、英語サークルもあったし、英語の授業も受けていたし、手を伸ばせばすぐに英語を学べるチャンスはいくらでもあった。でも当時の私は英語よりフランス語に興味があって、英語を習得しようとしなかったのだ。
たぶん、英語の快活なノリ、はっきりとした物言いが当時はあまり好きになれなかった。それに英語を話せることのメリットも具体的にイメージできていなかった。日本にいると自分の意見をはっきりと表明すると生きづらくなる傾向があるから、大学生までの自分のメンタリティと英語の相性が悪かったのだと思う。
今、実践的な英語を勉強してみて、語学を習得するにはその国のメンタリティとの親和性がかなり重要だなと思う。やっぱり英語のノリは明るい。このノリについていける自分であることが、英語習得の第一歩かも。ナナメから世の中を見ているような状態だと英語はすんなり入ってこないだろう。今の私は、大学生の時の私より素直な考え方をするようになっているし、ブログをいっぱい書いているから自分の意見も持っている方だし、夫ははっきりと意見を言う女性が好みなので、自然と英語を習得するのに適した人格に、比較的なっている。アメリカンジョーク的なノリもかなり好き。
なぜあの時やらなかったんだろう、と考え始めると色々なことを後悔してしまう。後悔の沼は果てしない。私にとっての英語がそれだった。英語ぐらい身につける努力をもっと若いうちにしておけばよかったんじゃないかって。
でも、なぜあの時、とクヨクヨすることはやめた。だって、そう思っても何も前に進まないから。ぼんやりと外国に住んでみたいなーと思っていたらドイツ移住の話がふって湧いてきて、英語を勉強する必要がでてきた。これは神様が与えてくれた絶好の機会なのでは。
英語を身につけるのに最適な私は30歳の今だった。物事は、きっと、やってきた時が完璧なタイミングだ。そう思って、過去にできなかった自分を責めるのはやめた。