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別世界に行ける

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【2018年2月にnoteに投稿した記事です】

今日はジムで、ヨガのクラスに初めて参加したんだけど、

先生が予想外にガチでマッチョな男性だった。

声は優しくてヨガの世界観に合っていたし、レッスンも満足だったんだけど。

ヨガの先生というと、オーガニック好きで意識高めな女性、なイメージがあったからね。

マッチョな先生だったからか、男性の受講者が多かった気がする。筋肉への憧れ!?

私は過去に2年ほど某大手ヨガ教室に通っていた。

引っ越して徒歩で通えなくなったからヨガ教室は辞めて、

今はスポーツクラブでいろんなエクササイズをやっているんだけど、

やっぱり、ヨガが好きだなぁ。

ピラティス、キックボクシング、太極拳、バレトン、骨盤調整、レスミルズのハードなエクササイズ、ストリートダンス…

などなど、月額で通い放題なのをいいことに、

とりあえず色々やってみた。

どれも、身体の筋が伸びる、体力がつく、リフレッシュできるといった効果は感じられたんだけど、

絶対に来週もまた行きたい、というモチベーションにはならなかったんだよね。

今日ヨガをやってみて、

ヨガは「別世界に行ける」ものだなと思った。

それが多くの女性にとっての、通うモチベーションになっているのでは。

何か大きな引力がなければ、こんなにヨガ教室が流行ったりしない。

レッスンの最後に「シャヴァーサナ」という、ただ仰向けになって自分の呼吸を感じるだけのポーズがあるんだけど、

シャヴァーサナの時は眠ってしまいそうな、天に召されるような、いまここにいることに静かに感謝したくなるような、

ゆらゆらとした不思議な精神状態になる。

自分について回る経歴や肩書きや日々の生活のことを全て手放して、

ただ自分である、という状態。

からっぽの私が、ただ息をしている。

生きているとは本来こんな単純なことだったんだと気づかされる。

シャヴァーサナの時は眠るか起きているかの瀬戸際で、

今日は本当に眠ってしまいそうだった。

その時間が、ほんの数分だけれど、普通に生活しているだけでは決して味わえない心地良い別世界で、

よく通る鐘の音で目が覚めた時、ここはどこ、今まで何してたんだっけ、と結構本気で思う。

この現実世界から切り離された世界に行ける感覚は、ヨガ特有のもので、

これがかなりやみつきになる。

そうだ、この時間のためにずっと通ってたんだ。

yoga ホットヨガとトレーニングジムどっちにする?実際に通ってみて感じたこと。 ヨガとピラティスどっちにする?違いは?経験者が思う判断基準【向き不向き】

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