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本屋の雑誌売り場をうろうろするのが好きです。
雑誌の表紙を見るだけで今のトレンドを感じられるし、「ここ行ってみたい!」「こんな服が欲しい!」と心が躍ってくるからです。
ここのところずっと雑誌は月額読み放題サービスで読んでいましたが、量より質、たくさん読むよりも今自分が本当に読みたい一冊を選びたいという思いが強くなって、解約してしまいました。
お気に入りの雑誌一冊がある生活だと、こんないいことがあるんだ!と気づいたことをまとめてみます。
今回私はファッション誌を選んだので、その観点で記事を書いています。
雑誌を選ぶと自分の好みや目指したい方向がよくわかる
年齢を重ねてくると(もうすぐ30歳)、自分はどんなテイストの洋服、世界観が好きなのか?と見直したくなる時期が来ます。
20代前半に買った洋服は、今の自分が着ると違和感があったりして…
大人っぽさを兼ね備えつつ、でも自分らしさも失いたくない、と思ったりします。
あと、洋服だけではなくインテリアやカルチャーも、自分はどんなテイストが好きなんだろう?と、これまではっきりせずにいました。
ですが、そういうこれまでの自分の好み、方向性がわからないなあというモヤモヤ感が、雑誌売り場でいろんな雑誌を見比べていると次第に晴れて行きました。
比較対象がないと選びづらくても、比べているうちに好みの輪郭がはっきりしてくるのです。
似ているような雑誌でも、微妙に世界観が違うことにも気づいてきます。
例えば、同じモード誌というくくりの「GINZA」「Numero TOKYO」も、よく見ると全然違ったりするんですね。
「GINZA」は、クラシカル、サブカル寄りで、「Numero TOKYO」はきらびやか、ニューウェーブな雰囲気だと感じました。
載っている洋服は高すぎるけれど、私は目の保養や憧れとして「Numero TOKYO」を購入しました。
雑誌を選ぶ上で、いますぐ現実に手が届きそうなものかどうかは私にとって重要ではなくて。
目指したいビジョン、遠くの憧れを見せてくれるものだと思っています。
今すぐに手が届かなくても、眺めているうちに潜在意識に刷り込まれていくというか、いいイメージを自分の中に蓄積するという点で雑誌は本当にすごい。
上質で、ネット検索では出会えない情報に出会える
「Numero TOKYO」を買って読んでみて、改めて雑誌の素晴らしさを噛みしめましたね…
どのページもため息が出るほどかっこよくて、キラキラしてて、言葉も洗練されまくっている。
栄養になるビジュアルと言葉しか載ってない。
InstagramなどのSNSでキラキラしたものはよく見ていた気になっていたけれど、雑誌の完璧に計算された華やかな世界は、あまりに鮮烈で最近は見たことのない種類のものでした。
プロのモデル、カメラマン、スタイリスト、編集者たちが集うとこんな紙面になるんだ…としばし呆然としてしまいました。
ファッション以外の特集も「興味はある、でも自分ではなかなか手を伸ばさない情報」に多く出会えました。
雑誌の世界観が好みだと、グルメ、芸能人、アートなどの好みもすごく合う。
一冊の雑誌で自分の世界が、思ってもみない、でも自分好みな方向に広がりました。
ネットだと自分が興味あることを深掘りする情報収集が主になりがちですが、雑誌だと思いもよらぬ素敵なものが次から次へと降り注いできます。
夜に雑誌を眺めるといい感じに過ごせる
雑誌を買って一番変わったのは、夜の時間の充実感でしょうか。
夕飯の後はだいたい本を読むか、YouTube見てるか、ボイシー(ラジオアプリ)聴いてるか、という感じだったのですが、それに加えて雑誌っていう選択肢も増えると一気に夜の時間のバリエーションが上がるんですよ。
「Numero TOKYO」には美しいものしか載ってないから、パッと開けばすぐに夢の世界に連れて行ってくれる。
夜はもうなーんも考えたくないなーって時はとりあえず雑誌を開くことにしています。
美しいものをひたすら見ていると、寝つきも良いような…!
寝る前に脳内が良いイメージで満たされて、程よくアガった気分で眠りにつけます。
紙の雑誌ならブルーライトの刺激がないから、目にも優しいし。
おわりに
ウェブメディアで溢れかえる2018年において雑誌は最盛期より売れなくなっていますが、それでもやっぱり雑誌はすごいメディアだと改めて感じました。
これからも雑誌のある生活をしていきたいな。