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人々の健康よりも、経済や一時的な快楽の方が優先される世の中だ、と思うことがたまにあります。
先日、Netflixで「あまくない砂糖の話」というドキュメンタリー映画を見てみました。
この映画は2015年にオーストラリアで発表されてとても話題になったようです。(私はつい2週間まえに知りました)
監督兼主演俳優のデイモン・ガモー氏はこれまで野菜を中心とした健康的な食事をしていましたが、自身の子供が生まれる前に「砂糖がどれほど人体に害があるか知りたい」と自ら実験台になって砂糖を取りまくる生活をし、それをドキュメンタリー映画にしました。
ティースプーン40杯分の砂糖を60日間毎日。
それってめちゃくちゃ多い〜!と感じますよね。でもデイモン氏はスイーツを食べまくったわけではなくて、基本的にはグラノーラやヨーグルトなどの健康に良いとされる食品だけでティースプーン40杯分もの砂糖を摂取したのです。
デイモン氏は日を重ねるごとにだらしなく太っていき、イライラしたり、奇妙な子供っぽい高揚感と落ち込みを繰り返していました。
最終的な血液検査では悪い結果が出ていましたし、砂糖が体と心に悪いことはこの映画を見て骨身に染みてわかりました。
砂糖で人生がめちゃくちゃになってしまった人も紹介されていたりして、もう本当に砂糖怖い、マジでなるべく避けよう、と心に決めた私でした。
が、実際に砂糖をなるべくとらない生活をしてみるといろいろな壁にぶつかることになり、完全に砂糖を避けながら現代社会で生活ってできるんだろうか、と考えたりする事態に…
この記事では、2週間ほど砂糖をなるべくとらない生活をしてみて考えたことを書いていきます。
<2022年4月 追記>
Amazonプライムビデオでも視聴できるようになっていました!
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目次(タップした項目に飛べます)
驚くほどいろいろなものに砂糖は含まれている
手持ちの調味料やお惣菜、インスタント麺、レトルトスープなどパッケージングされた商品の原材料名を見ていると、ほとんどの商品に砂糖が含まれてることに気がつきました。
一見甘くなさそうなもの、例えばおせんべいにも砂糖が入っていたり、「隠れ砂糖」は本当に多い。
スーパーマーケットで「ほとんど砂糖入ってるじゃん!!?」と心の中でひとりツッコミしちゃうぐらい。
映画を見たのでこれだけ多くの砂糖が流通している社会に生きていることが、怖くなってしまう。
砂糖を使うと簡単に人に「美味しい」と感じさせることができるため、あらゆる商品に砂糖が入っています。砂糖を避ける=お菓子や甘い飲み物を避ける、だけではなかった…
ドレッシングにも、レトルトカレーにも砂糖が入っているものが多いのですが、これらを一気に全てやめるのは精神的な負担もかなりあり、「砂糖のかたまり」は避けつつも多少は目を瞑っていこうかなと思いました。
現代社会で完全に砂糖をやめるなら、原始的な生活に戻るしかありません。
2週間砂糖をできるだけ避けてみた感想
多少の砂糖は許容しつつも、お菓子やアイス、ジュースなどの明らかに甘いものはこの2週間で食べませんでした。
これまで1日1回はチョコなどお菓子を食べていたので、砂糖の量を減らすとやはり体調の変化は感じました。
例えば、
- 眠くなりにくい
- 脳が以前より働きやすい感覚があり、集中力が上がった
- 心が落ち着いている、イライラしたり不安になったりすることが激減
- 歯茎にハリが出て、上がってきた!?
- 頭の中が食べ物でいっぱい、ではなくなる
などなど。
なんだか、気分が穏やか〜というか、イヤなことを思い出したり、不安になったりすることが減ったような感覚があるんですよね。
雑念が減ったというか。気持ちのメリハリがつき、やるべきことに集中しやすくなりました。
砂糖は血糖値を急上昇させたり急降下させたりして眠気やイライラを誘発するらしいのですが、まさにその通りだったかも!?と自分の経験を通して実感しています。
感覚としては、カフェイン、アルコールより砂糖の方が何倍も体に悪いような気がしています。
カフェインとかアルコールってそこまで「いっぱい欲しい!」とは思わないんですよね。紅茶は一杯で十分だし、お酒もちょっとでいい〜
でも砂糖は食べたときの快楽や中毒性がとても強く、断つにはかなり強い意志がいるなぁと。
私は脳がスムーズに動くことを何より大事にしたいので、砂糖という可愛い顔をした悪戯っ子とはなるべく離れるようにします。
塩、醤油、味噌の味付けだけではバリエーションが…
砂糖が封じられると、自炊の時の味付けのバリエーションが減ってしまいました。
オイスターソースも、ソースも、ケチャップもなかなか砂糖なしのものは見つけられません。
塩!醤油!みりん!味噌!!この繰り返し。
あんまり味に変化がないのも味覚への刺激がなくつまらないかなぁ、なんて思うのですが、良い解決策を知っている方がいればぜひ教えていただきたいです…
塩と醤油とみりんと味噌は確かに偉大であり本当に美味しい、でも何かが足りない。
これまで砂糖によって密かに味のバリエーションを広げてもらっていたことに気付きました。
甘みが欲しいときはさつまいも、はちみつ、ココナッツシュガー(低GI)に活躍してもらっています。
なるべく自炊しつつ、ここぞというときは砂糖を楽しむ
グルテンフリーを続けるコツ。ゆるグルフリ歴2年の私が辞めないための思考を書きます
↑グルテンフリーを始めた時も似たようなことを思ったのですが、砂糖を完全に断つのはやっぱり辛い😂
一生市販のケーキもチョコレートもクッキーも食べられないのは、ストイックすぎます😂
なので、私の今の程よいシュガーフリーとの付き合い方としては
- 平日は「砂糖のかたまり」は食べない
- いただいたお菓子はありがたく食べる
- 週末のうち1日ぐらいはグルテンもシュガーも解禁
が良いかなーと思っています!
平日のお菓子をやめるだけでも相当がんばった。。
砂糖を避けるメリットは十分理解しつつ、甘くて可愛いもので心を満たす日も、週に1回ぐらいはあっていいかなと!!
平日は外国語の勉強や記事執筆をどんどん進めていきたいので、なるべく自炊、体に良いものを中心に食事をすることを心がけます。
ま〜いろんなことがある世の中、ちょっと狂ってるぐらいの方が生きやすいかもしれないけどね!それでも、私はなるべく感覚を研ぎ澄ませられる食生活を選ぼうと思う。
映画「あまくない砂糖の話」はテンポよくお洒落な作りの映画で、それにものすごくためになる内容です。
NetflixかAmazonでぜひ!
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