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5月のドイツ(西部)はだいたい10〜20℃ぐらいの、暑くもなく寒くもない日が多い。
これぐらい曇っている日もよくあり、
紫外線が弱めでひかえめな晴れの日もあり、
天気が良いと、たまに澄み渡るようなブルーの空を見ることができる。
ドイツで3、4、5月と過ごしてみて、気候的にかなり過ごしやすいなと感じた。ドイツに引っ越すまでは外国には短期でしか滞在したことがなかったので、住むという視点で気候について考えたことがなかったけれど、長期滞在となるとこれまで住んでいた東京との違いがいくつも見つかるようになった。
私は寒いのはそこまで苦にならない(冬だから体調を崩しやすい、とかはない)けれど、暑さや湿気にはかなりストレスを感じる体質なので、ヨーロッパの気候は向いてるのかもしれない。住む場所を決める場合は天候との相性も超大事だな、という新たな発見があった。暑いのが苦手だと東南アジアは向いてなさそう。
気温はだいたい東京より10℃ぐらい低いイメージ。
- 3月…0〜10℃ ダウンコート、帽子、手袋が必要
- 4月…5〜15℃ ダウンではなくても冬のコート、タイツは必要
- 5月…10〜20℃ ジャケット、フーディーなど少し軽装でも出歩ける
月別にざっくり分けると、このような天気(気温はだいたいで、もっと寒い日もあるし、暑い日もあります)
3月は東京だと春の兆しが感じられ、下旬には梅や桜が咲き始めて…という浮き足立つような季節だけど、ドイツはまだまだ完全に冬だった。雪こそそこまで降らないけれど、曇りや小雨の日は多く、日によっては氷点下に。でも、家の中はハイツングという優秀な温水ヒーターでしっかりと暖まっているので、寒さによるストレスはそこまでなかったと思う。
4月になるとダウンコートほど重装備でなくても出歩ける日が増えた。
↑ドイツでも桜が見れた🌸🌸
驚いたのは、1日の中でヒョウや雪が降ったり、快晴になったりする不安定な天気の期間があったこと。冬と春の境目の4月、「アプリルヴェッター (Aprilwetter)=4月の天気 」という天気があるほど、不安定な天気は春先のドイツでは定番なようだ。晴れてるな〜と思って外に出たら、急に雲行きが怪しくなって雨に打たれながら帰ったりしていたな😅
あまりに天気の変化が激しく気圧も変動があるのか、この期間は寝付けなかった日もあった。4月といえば東京では春服真っ盛り!でもドイツではまだ冬服で過ごす時期だった。
5月は上旬と下旬ではっきりと気候が分かれた。上旬は晴れの日もそこそこあり、10℃を超える日が多くなって、今日は暖房いらないな、コートも着なくていいな、という日が増えた。新緑の季節で、青空と木々が美しい✨
東京だとGWの頃はもう夏服でもいいのでは?と思うほど暑かった記憶がある。ドイツではごくたまーに25℃を超える日があったけれど、ほとんどの日は10℃代で長袖、上着が必要だった。
5月下旬は雨ばかり、それも嵐のような凄まじい雨と風のことも度々あった。これは実質的にドイツの梅雨だったのだろうか。太陽が恋しい季節で、早く晴れてあたたかな日にならないかなと願った。
気温が高くないこと以外にも、花粉が気にならない、紫外線が弱い、湿度が低いのもドイツの気候が過ごしやすい理由だと思う。あと気候ではないけど、地震の心配がないのも精神衛生上とても大きい。
東京の6〜8月の蒸し蒸し+高温は苦手で、夏は私の中ではオフシーズンだったけれど、ドイツに来たらちょっとそれが解消されるんじゃないの!?と、これからの季節に期待してしまう。ヨーロッパの気候に慣れた人が東京オリンピックにもし来たら(来れないけど)、本当に危険だと思うぐらい東京の夏はしんどい。ただ、家にエアコンがないドイツで無事過ごせるのか不安ではある。