地震が(ほぼ)ないドイツに住んで考えたこと【ドイツ#8】

 

今住んでいるアパートは家具・家電が備えつけで、部屋の中を見渡すと「これ、地震の心配がある日本ではできないよな…」と思うものがたくさんある。

 

 

 

例えば、キッチンのこちらの様子。頭上の棚にむき出しでお皿を置いて、グラスは逆さに吊るしておく。いや〜、この発想は日本に住んでいたら全然なかった。震度2、3ぐらいでも落ちて割れそう、などと思ってしまう。地震がほぼないと言われるドイツだからできる部屋の使い方だ。他にも、ティーカップが高いところに飾りで置いてあったり、色々と日本の家では考えられない光景が広がっている。

 

日本で家具を設置するときには必ず「地震が起きたときに危なくないか」を確認する。安全面を考慮すると背の高い家具は置きづらいし、仮に家具が倒れたときに人がそこにいる導線になってないかも気になる。とにかく制約が多かった。ドイツに住んでみて、地震を想定していない家のインテリアは、こうも自由なのか!と、とても驚いた。

 

日本にいたときは地震や台風があることが当たり前だったけれど、離れてみるとそれはかなり過酷な環境だったなと思う。のんびり過ごしていても地震があったら心が乱されるし、台風や暑さで外出できない日もかなりある。花粉もある。ドイツはスリやテロの心配があるにしても、自然の猛威は今のところあまり感じていない。

 

 

 

湖をぼんやりと眺めているとき、地球って美しいなと思う。水辺といえば川や海、絶えず流れていくものばかり見てきた日本人からすると湖ももの珍しいのだ。ドイツに来て、自然に生かされている、自然に守られていると感じることが多い。

 

 

アイキャッチ画像:Photo by Karsten Würth on Unsplash