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こんにちは、momoです。この記事は30代日本人夫婦の妻が書いています。夫の仕事の都合で1年半ほどドイツのNRW州に住んでいました。こちらの旅行記はその当時のものです。
真冬にフランスの首都・パリに行ってきました。当時住んでいたドイツ西部の街から特急列車タリスで4時間ほど。東京から岡山に行くノリでパリに行けたんだなと思うと、もっとたくさん行っておけばよかったかなという気もしてきます。アジアからの観光客はほとんどいない時期だったので比較的空いていました。
私自身はパリに行くのは2回目、同行者の夫は初めてでした。街自体があまりに美しく素敵で、食事も美味しく、街ゆく人のファッションにもうっとりし、しかし危険と隣り合わせで気の抜けないパリ。また必ず訪れたい街です。
旅行からはかなり時間が空いてしまいましたが、当時のことを思い出して旅行記としてまとめてみます。
1日目:夕方着。ギャラリーラファイエット
2日目:ルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂
3日目:凱旋門、サクレ・クール寺院、モンマルトル周辺
4日目:チュイルリー庭園周辺、プランタン
5日目:帰路へ
目次(タップした項目に飛べます)
ホテルをチェックアウトする際に「パリで一番よかったところは?」と聞かれ、夫は咄嗟に「ギャラリーラファイエットとプランタン!(デパートの名前)」と答えていました。ホテルの支配人は笑って、なんかわかるというふうなリアクションで、私もその答えには納得していまいました。
定番の観光地も良いのですが、それ以上の感動体験をもたらしたのはギャラリーラファイエットとプランタンという2つのデパート。

こちらはプランタンの外観。お城のような可愛らしいデザイン、淡い色合いに釘付けになってしまいました。こんなに可愛らしいデパートが存在するなんて…!💘

プランタンの上階のカフェにはバルコニーがあって、パリの街が一望できます。たまたま見つけた空にも街にも近い場所。開放感があり晴れの日はとても気持ち良いです。

夕陽が沈みゆくパリを眺めながらゆっくりと過ごすひととき。遠くにはエッフェル塔も見えます。「高い場所からの眺め」という点ではここが一番思い出に残っている場所。

プランタンで購入した板チョコ。甘すぎず深みがありとても美味しかったです。パケ買い!
【公式】Le Cacaotier Hubert Masse Artisan Chocolatier
もうひとつの有名デパートのギャラリー・ラファイエットのコスメ売り場は圧巻です。ドーム型のキラキラとした天井で、劇場のような売り場。日本では見たこともないほど大きな香水の瓶が並んでいてまるでハイブランドの美術館。高価なものを持ち歩くのはリスクが高いのでファッションやコスメのショッピングをしたわけではないのですが、行けてよかった場所です。
デパートでは食品売り場での買い物を楽しみました。

Artisan DE LA TRUFFEのトリュフ味のポテトチップス。ここまで本物のトリュフ!と感じたポテトチップスはこれが最初で最後かもしれない。
↓ミッドタウンにArtisan DE LA TRUFFEのレストランがあるようです
【一休.com】Artisan de la TRUFFE PARIS 東京ミッドタウン店

ギャラリーラファイエットの食品売り場にあるお惣菜屋さん、マヴロマティス。いくつか買ってホテルの部屋で夕食に食べました。それはそれは衝撃の美味しさで…アールエフワンやディーンアンドデルーカのような、もしくはそれを上回る感動の味です。ギリシャ料理らしいのですが、「さすがパリ、、日本ではなかなか出会えないお味、、」としばしぼんやりしてしまいました。
パリのデパートの食品売り場はすごいです。活気があり、フランス人の食へのこだわりが感じられます。スパイス売り場ではピラミッドのように盛られたスパイスがいくつも並び、辺りに香ばしさを漂わせていました。
パリの観光スポットのなかで行ってきたところを紹介します。
モナリザがあることで有名なルーヴル美術館。広大な敷地なので、1日ここにかけてもいいぐらいです。ルーブル美術館はフラッシュなしであれば写真撮影OK。ヨーロッパの美術館はだいたいこの条件な気がします。
ルーヴル美術館はパリの観光スポットの中でも特に人気なので、事前に時間指定の入場券を買っておくことをおすすめします。飛び込みで行っても当日券がない、列にめちゃくちゃ並ぶ、ということになってしまうからです。

改修中で中には入れないノートルダム大聖堂には夜の散歩がてら、ちらっと行きました。周りには警備員がいて厳重警戒な雰囲気。
2024年12月から一般公開を再開する予定とのことです↓
クリプト エントリ付きのノートルダム アウトドア ウォーキング ツアーはこちら

ノートルダム大聖堂に行く途中、ポン・ヌフから見たエッフェル塔

アウステルリッツの戦いの勝利を讃えるため、ナポレオンの指示によって作られた凱旋門(正式名はエトワール凱旋門)
雨上がり、ちょうどいい夕暮れ時に見た凱旋門が本当に綺麗でした。周りでは車がせわしなく走り続けていて、ぶつからないのかなと心配になるほど。ここは絶対渡らないで下さいね!地下通路を通って凱旋門まで行けるようになっています。

凱旋門の屋上から見たシャンゼリゼ通り。凱旋門を中心として放射線状に道路が伸びていて、上からの景色は壮観です。屋上までは螺旋階段になっていてゼーハー言いながら登るので頂上についた頃には達成感もあり、景色がより美しく見えることでしょう。途中にはお土産物屋やトイレもあるので、休憩を挟みつつ登れます。

下から見上げると模様や文字がびっしり。
モンマルトルの丘にあるサクレ・クール寺院。

力強い青空に、白い寺院が映える!!!お天気に恵まれました。

土曜日だったので周辺はとても混んでいました。悪質な客引きが多く(わざわざ日本語で変なこと言ってきたりとか)、トイレは有料なのに薄暗く不穏で、こんなに素晴らしいお天気だったのにあまり気持ちの良い場所ではなかったです…人が多く、スリに遭わないか終始落ち着かなかったし。あぁ、これが最後のモンマルトル。

見晴らしはすごくいい。

路地裏の雰囲気が素敵なんよね。
サクレ クール寺院とモンマルトル: ベテランガイド ツアーはこちら
エッフェル塔へのバスに乗るためにチュイルリー庭園、コンコルド広場まで行きましたが、日曜日だったから?ストライキだったから?一向にバスが来ない…ヨーロッパだしそんなこともあるよね、もういっか、となりエッフェル塔は諦め、日光浴を楽しみました。

パリでも空が広いよ!!散歩には最高な場所。

ホテルからほど近い場所にあるオペラ・ガルニエ。

パリに着いて、メトロに乗り換えてホテルの最寄駅で降りて。メトロの階段を登って最初に目に飛び込んできたのがオペラ・ガルニエで「パリという街」に圧倒されました。うわ、、見渡す限り、想像していた通りのパリ…と、しばらく呆然としてしまった。
内部を見学してみたかったけれど、コロナの影響か、営業してなかったんですよね。残念、またいつか。
正直、パリの治安はドイツの各都市と比べると悪いです。自分の不注意もありますが、私は実際スリに遭いました。人が多いところでは常にスリが狙っている、ぐらいの心構えでいたほうがいいです。貴重品はコートの下に隠して持つ、スマホはチェーンで鞄に結びつけておいてサッと取られないようにする、飲食店ではスマホをテーブルに置きっぱなしにしない、人がいない裏路地には行かない、といったような対策はしすぎるぐらいでちょうどいいと思います。
夜はメトロに乗らないようにしていました。日本の感覚で夜はフラフラと出歩けません。遅い時間帯は、大通りなど人気のあるところ、ホテルから近いところ、バスに乗って行けるところだけに絞って外出していました。
電車でパリ中心部を向かう時には、電車に乗るやいなや物乞いに遭いました。物乞いはヨーロッパではよくあることなのでスルーしましたが、結構しつこい場合もあるので注意です。
パリで宿泊するなら、オペラ・ガルニエ(オペラ座)付近がおすすめです。
パリの中心地で、徒歩でギャラリー・ラファイエットやプランタンなどのデパートに行けますし、主要な観光地へのアクセスも良いです。実際にオペラ・ガルニエから徒歩圏内のホテルに泊まって、非常に利便性が高いと感じました。
さすが花の都パリ、おしゃれな人が多かったと思います。堂々と自分のスタイルを持っている様がカッコよかった。デパートの周辺ではブランドバッグを持って颯爽と歩くパリジェンヌも多かったですね。まぁでも、観光客ならおしゃれさ重視より、スニーカーやヒールの高くないブーツ+パンツスタイルで行くのがいいと思います。いっぱい歩くので!
1〜2月は、やはり寒いです。晴れている日は気持ち良いのですが、薄暗いと本当に寒い。ダウンコート、ニット帽、手袋といった装備は必要です。ダウンコートはピレネックスだとヨーロッパの冬にもバッチリ対応できますよ↓
…以上です。パリは本当にまた行きたい…街並みも、グルメも、ウィンドウショッピングも…こんな夢のような場所が地球上にあったんだなぁという気持ち。スリに遭ってもそんな風に思わせちゃうパリはすごいですよ。
長い記事をここまでお読みいただきありがとうございました!
旅のお供に✨