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こんにちは、momoです。この記事は30代日本人夫婦の妻が書いています。夫の海外転勤で1年半ほどドイツのNRW州に住んでいました。こちらの旅行記はその当時のものです。
ドイツに住んでいた頃、デュッセルドルフは電車で1時間半ほどで行けるところにありました。多くの日系企業のヨーロッパ拠点となっていて、住んでいる日本人も多いです。（2021年時点でデュッセルドルフ在住日本人は7,144人）それゆえ、ドイツなのに日本語の看板が至る所に、という状況になっています。日本の漫画やアニメのイラストがプリントされたTシャツを着ているドイツ人もよく歩いています。
ドイツ生活の何が大変だったかというと一番は食事で、デュッセルドルフには何度かアジア食を求めて行っていました。無印良品や日本食スーパーやラーメン、白米に味噌汁の定食…ここは天国！？と思うほど味覚を満たせる街です。洋食がほとんどのドイツにある、アジア人のオアシスのような場所でした。
現代アート的なギラギラとした建物が並ぶメディエンハーフェン（ライン塔付近）もお気に入りの場所です。水と緑とアーティスティックなビル…あの風景を思い出すだけで心がときめきます。世界にはこのような美しい場所があったのか、と。
ドイツ移住前の下見時、ドイツ滞在時の記憶を呼び戻してまとめました。ドイツと日本が交差する街の雰囲気が伝わればいいなと思います！
Sバーンというローカル線でデュッセルドルフまで行っていました。普通の各駅停車でもボックス席になっていてゆったりできます。車両自体は日本の電車より一回り大きめ。カラフルで可愛い！
乗り換えでよく降りていた駅。街以外はこのようなのどかな風景が広がっていることが多いです。
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目次（タップした項目に飛べます）
デュッセルドルフ中央駅。駅構内にはパン屋やスタバなどがあって活気に満ちています。dean&davidというサラダやサンドイッチを売っているチェーン店が好きでした。
デュッセルドルフ中央駅を出て数分歩くと日本語が！！「匠」というラーメン屋には大行列ができています。ドイツで「京都」「匠」「とんかつ」の文字を見られるなんて！
日本食品を扱っている「松竹」さん。オンライン通販でもとてもお世話になりました。袋入りのラーメン・うどん、味噌、豆腐など入手できて最高です！お菓子も豊富で、キットカット！ピュレグミ！かっぱえびせん！！などいちいちテンションが上がり、日本のスーパーにどこでもドアで来たのかなと錯覚するほどです。海外に住んでいると日本食だけでなく日本語にも飢えているので、日本語のパッケージを見つけただけでも嬉しくなってしまいます。
ユニクロもあります！ユニクロはベルリン、ハンブルクなどでも見かけました。ドイツの主要都市には結構あるイメージです。
無印良品のレトルト食品が神です。心の支えでした。ドイツでは日本人好みのレトルト食品は本当に貴重。
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ホテルに滞在していて洋食続きだとこういった和食が心に沁みます。ドイツには驚くほど醤油や味噌の味付けのものが少ないんですね。
ここの坦々麺めっちゃ美味しかった記憶。ドイツのラーメン屋でイマイチだったことは何度かあるのですが、こちらは日本人が営業しているお店で、求めていた味でした。
本格的なインドカレーのお店もありました。すごく美味しかった！お米のランチができるだけで嬉しい。
野菜たっぷり、フォーの優しい味に癒されます！
豚のスネ肉をグリルしたものです。ザワークラウトとマッシュポテトがサイドディッシュで、これぞドイツ料理！な一皿。垂直に刺してあるナイフに最初は驚きました。
デュッセルドルフならではのアルトビール
メディエンハーフェンのイタリアンレストランで食べたサーモントッピングのファルファッレ（リボン型のパスタ）テラス席気持ちよかった〜
メディエンハーフェンのホテルのルームサービス。アボカドのタルタル、タコのメインディッシュ、アスパラのロースト、トリュフ入りマッシュポテトなど全てが美味しすぎました。
メルヘンチックな建物に石畳…あぁドイツに来たって感じ！
「世界一優雅な並木道」と称されるケーニヒスアレー（訳すと王様の小道）
ハイブランドショップが軒を連ね、近くには無印良品もあります。
街の中心部から程近いところに広大な公園があり、のんびりできます
近現代アートが中心の美術館
訪れた際の企画展はこちら。ドイツ語のみの説明で、内容は政治的なメッセージの強い現代アートで、しっかりと理解できたとは言えないけれどとても印象に残っています。わからないものに圧倒される時間も豊かだよなぁと。
電波塔のラインタワー！登りませんでしたが、上部には展望台やレストランがあるのだそう。
ライン川沿いの再開発地区、メディエンハーフェンまでやってきました
緑と船とギラギラのビル…この景色がとても好き
散歩するには最高な場所です
建築家フランク・オー・ゲイリーのギラギラ・グネグネビルがあります。かっこいい！！！
こちらも時空が歪んでる
カラフルでモダンな建物がずらり
とても華やかな水辺です
デュッセルドルフ観光の際はぜひ！
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デュッセルドルフのメディエンハーフェンは現代アートお洒落シティ 
デュッセルドルフ中央駅付近では昼間でも物乞いの人に声をかけられることもありますし、スリなどに遭う心配もあるので、気を引き締めて歩いた方がいいです。基本的には大通りを歩き、暗めな小道に入らないようにするのが賢明だと思います。夜はなるべく出歩かない方がよいでしょう。
メディエンハーフェン地区まで行くとかなり治安は良いです。リゾート地のような開放感があるので、中央駅から少し遠くても良いのであればメディエンハーフェン地区に泊まるのがおすすめです。
…以上です。デュッセルドルフはドイツの街並みなのに日本みたい、という不思議な体験ができる街です。ドイツに住んでいると「日本人は、この場ではマイノリティだな」と感じることがしばしばあったのですが、そういった疎外感を感じずに済む貴重な街でもあります。助けられたなぁ、という点でとても思い出深い街です。
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