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「初めてのヨーロッパ移住」の年齢的なリミットは出産と似たようなものだと思う

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ヨーロッパ移住は何歳までならできるのだろう…と考えている人に向けて、私なりの考えをまとめてみます。

 

タイトルにある通り、結論から言うと初めてのヨーロッパ移住はできれば35歳までに、という出産に似たようなリミットだと思っています。

自分が32歳で初めての海外移住(夫の転勤でドイツへ)をしてみて、これは何歳でもできることではないなと感じました。

 

できるだけ若いうちがいい。35歳以上になるとできなくなるわけではないけれど、できなくなる確率が上がる。海外移住を検討している人は、成功確率を上げるためにこのことを頭に入れておいた方がいいよ!という話です。

 

初めてのヨーロッパ移住を40代・50代でもする人はいるだろうし、そういった人がメディアやSNSでは目につくこともあるでしょう。

しかし、それは一部の人であって、みんながみんな40代・50代でできるわけではない、といったところが出産のリミットとも似ていると思いました。

あと「一度でも海外に住んだ経験がある」だけでも全然ハードルの高さは変わってくるはず。若いうちに海外生活がわかっていれば、年齢を重ねてからでも心理的なハードルは低いはず。

 

ヨーロッパ移住したいと思っていたけど気づいたら手遅れだった…となる人を少しでも減らすために、考えたことを書いてみます。

 

 

目次(タップした項目に飛べます)

健康・体力的なこと

海外に住むなら、語学力もある程度必要だけど、それ以上に健康への自信が必要だとよく思っていました。

まず何よりも、元気じゃないと言葉もルールも違う場所で住もうなんて発想になれない。

 

海外で病院に行く・通院するってだいぶハードル高い。

予約もなかなか取れないようです。

あと、ドイツ語で病院でコミュニケーションをするのは相当難しい。お買い物をするぐらいのドイツ語はできても、病院となると何段階も上のドイツ語力が必要になります。

 

私は1年半の在独中、病院にかかることはありませんでした。一度ひどい目眩になったけれど、調べてみると薬などないような病気だったため、結局病院に行かないで過ごして治した…

 

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【体験談】良性発作性頭位めまい症になった&改善の経過など【ドイツ#25】

 

 

想像しただけでも、海外で具合が悪い体で生きていくのは大変ですよ。

 

それから50代になったら、もう長時間飛行機には乗れない可能性もあります。腰が痛かったり、体力的な面で心配だったり。

もちろん年齢を重ねても元気で体力のある人はいるけど、その可能性はどんどん低くなっていくということ。

元気でいつづけるために、自分で調べたり努力をするのも大事ですね。

 

 

労力・時間的なこと

海外移住…準備がめちゃくちゃ大変です!

国内で引っ越すのとは比にならないほどリソースを使いますが、それでも海外に住みたいですか?年齢を重ねると、ここまでする気力がない、時間がないと諦める場合も出てくるような気がしています。

 

  • 自宅のモノの整理、断捨離(海外に輸送するのはとっても高いので、モノを減らすのが本当に大変でした)
  • 多すぎる手続き(銀行、証券会社、クレカ、役所、パスポート…終わらない…)
  • 語学学習
  • ビザの取得、大使館に提出する書類集め

 

↑箇条書きにするとあっさりしてるけど、一個一個が想像以上にヘビー。持ち家や車があったり、子供がいたりするともっとやることは増えます。

 

 

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家族のこと

年齢を重ねるほど、自分1人の都合で動きにくくなってくると思います。

親や家族の介護、子供がいる人は子供の学校や教育の都合など。

20〜30代より、40〜50代の方が配偶者や親に健康上の問題が出てくる確率はどうしても上がっています。もちろん自分自身もそうですが。

 

それから、ひょいと帰ってこられる距離ではないと、身内に不幸があった場合も駆けつけることができません。

 

 

 

…以上です。

海外に住み始めてからも日本ではありえないようなトラブルが頻発したりします😂そんな時に身近で頼れるのは夫だけ。

私は日本に居た時は親や親戚がかなり近くに住んでいたので、ドイツに行って「この街の日本人は夫と私だけ」という状況が、最初の頃はとても心細く感じました。

 

 

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ドイツ生活で大変だったことを振り返る。トラブルやつらいこと

 

 

今、1年半のドイツ生活を終えて日本に帰ってきて、日本で暮らすのって(生活するだけなら)本当に楽!!と思ってるくらい。なぜ、こんなにいろんなことの時間がかからずスムーズなんだ!と驚いてる。食事を用意するにしても、どこかに行くにしても。

 

 

なかなかハードなことですよ、海外で暮らすのって。

でも日本に居るだけでは決して得られないスゴい体験ができるので、「どうしても、住んでみたい!」という人はその衝動に正直に、行ってみてほしいなと思います。

ただ、何歳でも行ける!という見積もりではいない方がいいと思うという現実的な話でした。

 

 

 

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